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ケノンの使い方を手順で解説|照射前の準備から照射後のケアまで

家庭用脱毛器

ケノンが届いて箱を開けたものの、どこから手をつければよいか分からない。取扱説明書は読んだけれど、実際の流れがいまひとつイメージできない。そんな状態で放置してしまうと、せっかくの機器が押し入れの奥で眠ることになります。

家庭用の光美容器は、正しい手順で、決められた間隔を守って続けられるかどうかで結果が変わる道具です。逆に言えば、手順さえ体に入ってしまえば、あとは淡々と続けるだけになります。最初の数回で流れを覚えてしまうのが近道です。

この記事では、準備するものから照射後のケアまでを一連の流れとして解説し、部位ごとのコツ、照射レベルの決め方、続けるための工夫までをまとめました。なお実際の操作方法や注意事項は製品に付属する取扱説明書が最優先です。必ず手元の説明書を確認しながら進めてください。

使い始める前にそろえておくもの

剃毛のための電気シェーバー

照射の前に毛を剃っておく必要があります。カミソリでも剃れますが、肌の表面を削るダメージが積み重なるため、電気シェーバーのほうが向いています。顔や産毛にはパナソニックのフェリエ フェイス用 ES-WF41のようなうす刃タイプ、ボディには防水仕様のレディースシェーバーが扱いやすい選択肢です。

毎回の剃毛は、正直に言えば面倒な工程です。だからこそ、手早く済ませられる道具を用意しておくかどうかで、続くかどうかが変わってきます。

冷却用の保冷剤

照射の前後に肌を冷やすため、保冷剤を用意します。ケーキなどについてくる小さいものでかまいませんが、複数個を冷凍庫に常備しておくと、途中でぬるくなっても交換できて便利です。必ずタオルやハンカチで包んで使ってください。直接肌に当てると凍傷のおそれがあります。

保湿アイテム

照射後の肌は乾燥しやすい状態です。花王のキュレル 潤浸保湿 ローションのような低刺激設計のものや、大容量のボディミルクを、手の届く場所に置いておきましょう。小さいチューブだと惜しくて全身に塗れないという声は多いので、たっぷり使える容量のものがおすすめです。

記録用のメモ

スマートフォンのメモアプリで十分です。日付、部位、照射レベルを残しておくと、あとから振り返れます。

ナビ助
ナビ助
保冷剤と保湿クリームは、脱毛器のすぐ隣に置いておくのがコツ。取りに行くのが面倒で冷却をサボる、っていうのが一番あるあるだからね。

基本の手順

手順1:前日までに剃毛する

公式の案内では、使用前にカミソリまたはシェーバーで余分な毛を処理するよう説明されています。毛並みに沿って、軽くやさしく剃るのが基本です。前日に済ませておくと、当日に肌が落ち着いた状態で照射に入れます。

毛が伸びたまま照射すると、熱が毛の表面で反応してしまい、肌の表面が熱くなります。これはやけどの原因になるうえ、肝心の根元に熱が届きません。剃毛は省略できない工程だと覚えておいてください。

手順2:照射する部位を清潔にして乾かす

照射する部位を洗って清潔にします。ゴシゴシこすらず、ぬるめのお湯でやさしく洗うのがポイントです。洗った後は水分をしっかり拭き取り、乾いた状態にしてから照射します。

手順3:肌の状態を確認する

公式の案内では、傷口、湿疹、ほくろ、にきび、刺青、しみがないことを確認するよう説明されています。色素の濃い部分は光が強く反応するため、照射を避ける必要があります。ほくろの上には白いテープなどをかぶせて保護する方法が一般的です。

注意

日焼けした直後の肌には使用できません。肌の色が濃くなっている状態で照射すると、肌側が熱を受けてしまいます。海やプールに行った後は、肌が落ち着くまで期間を空けてください。

手順4:照射前に20秒以上冷やす

公式では、はじめて使用するときは照射前と照射後に必ず20秒以上冷却するよう案内されています。保冷剤をタオルで包んで、これから照射する部分に当ててください。慣れないうちは、冷却時間を長めにとるほうが安心です。

ナビ助
ナビ助
手順で一番はしょられがちなのが冷却。でもここを丁寧にやると、同じレベルでも痛みがぐっと減るんだ。急がば回れだね。

手順5:テスト照射でレベルを決める

いきなり高いレベルで照射しないでください。まず低いレベルで試し、肌の様子を見ながら少しずつ上げていきます。強すぎると感じたらすぐに下げます。この作業を通じて、自分の肌と部位に合ったレベルを見つけていきます。

テスト照射をした後は、その日はそこで終わりにして、翌日の肌の状態を確認するのが安全な進め方です。赤みやヒリつきが出ていなければ、次回から本格的に始められます。

手順6:本照射する

ハンドピースを肌に対してまっすぐ当て、隙間ができないよう少しずつずらしながら照射していきます。公式でも、直角に当てること、重ならないよう注意することが案内されています。

センサーを強く押しつける必要はありません。やさしく当てるだけで反応します。急いで動かすと当たらない部分ができるので、落ち着いたペースで進めてください。

手順7:照射後に冷却して保湿する

照射が終わった部位は、再び冷やします。熱が引いたと感じてから、保湿剤を塗って仕上げます。この工程を省くと乾燥やかゆみにつながり、結果的に続けにくくなります。

ナビ助
ナビ助
最初の日は「テスト照射だけで終わり」でいいんだよ。全身やろうとして疲れちゃうより、翌日の肌を見て安心してから進めたほうが結果的に早いんだ。

部位ごとのコツ

ワキ

くぼみがあるため、腕を上げて皮膚を平らに伸ばしてから当てると照射しやすくなります。鏡を見ながら、当てた場所が分かるように順序を決めて進めるとムラが減ります。制汗剤やデオドラント製品を塗った状態では照射せず、洗い流してから行ってください。

すね・腕

面積が広い部位なので、連続して照射できるモードが役立ちます。区画をイメージして、上から下へ順番に進めると抜けが出にくくなります。ひざやひじの関節部分は曲げ伸ばしで皮膚が動くため、まっすぐ伸ばした状態で当てるのがコツです。

顔

顔に使う場合は、対応している範囲を必ず確認してください。目のまわりは照射できません。産毛は色が薄く反応しにくいため、他の部位より時間がかかると考えておきましょう。

VIO

使用できる範囲と使用できない範囲が定められています。粘膜部分には照射できません。取扱説明書の記載を必ず確認し、範囲外での使用は避けてください。デリケートな部位なので、レベルは低めから始めるのが基本です。

男性のヒゲ

毛が太く密度が高いため、他の部位より痛みを感じやすい部位です。冷却の時間を長めにとり、レベルは慎重に上げていってください。変化を感じるまでには時間がかかるため、期間に余裕をもって取り組む必要があります。

照射レベルの決め方

ポイント

「痛くない範囲でできるだけ高く」が基本の考え方です。低すぎると熱が届かず、高すぎると肌トラブルにつながります。その中間を探すのがレベル調整の目的です。

部位によって適したレベルは変わります。ワキやすねは高めでも耐えられる方が多い一方、顔やVIOは低めから始めるのが無難です。同じ人でも体調や肌の状態によって感じ方が変わるため、その日の様子を見て調整してください。

冷却をしっかり行うと、同じレベルでも刺激を感じにくくなります。レベルを上げたいなら、まず冷却を丁寧にするという順序で考えると失敗しにくくなります。

使用頻度と続け方

推奨される使用間隔は、取扱説明書と公式サイトに記載されています。毛には生えかわる周期があり、そのタイミングに合わせて照射を重ねることに意味があります。早く終わらせたいからと毎日照射しても、肌への負担が増えるだけです。

続けるための工夫としては、次のような方法があります。

  • 照射する曜日を決めてカレンダーに入れる
  • 全身を一度にやらず、部位ごとに日を分ける
  • テレビを見ながらできる時間帯を確保する
  • 機器を出しっぱなしにできる場所を用意する
  • 写真で記録を残し、変化を確認できるようにする

変化を感じるまでには数か月かかります。効果の感じ方には個人差があるため、最初の数回で判断しないことが大切です。

ナビ助
ナビ助
続けるコツは「気合い」じゃなくて「動線」だよ。出す・冷やす・塗るがワンセットで手の届く場所にあるかどうか。ここを整えるのが先だね。

やってはいけないこと

  • 毛が伸びた状態で照射する
  • 日焼けした肌に照射する
  • 同じ場所に何度も重ねて照射する
  • ほくろ、傷、湿疹、タトゥーの上に照射する
  • 推奨より短い間隔で照射する
  • 冷却を省略する
  • 照射後に日焼けする
  • 説明書に記載のない部位に使う

特に「早く結果を出したい」という気持ちから起こる自己流の使い方は、肌トラブルの入り口になります。安全に関する記載はケノン公式サイトにも掲載されているので、迷ったときは公式の記載に戻ってください。

ナビ助
ナビ助
照射したのに毛が抜けない、って焦らなくて大丈夫。あとから自然に抜けてくるものだから、毛抜きで引っこ抜いちゃだめだよ。

うまくいかないときのチェックポイント

  • 照射レベルが低すぎないか
  • 剃毛が甘く、毛が残っていないか
  • 当てる間隔が広く、照射できていない部分がないか
  • 推奨される間隔を守れているか
  • 途中で期間が空いてしまっていないか
  • そもそも産毛や色の薄い毛が対象になっていないか

この6項目を確認すると、たいていの「効いている気がしない」は原因が見つかります。それでも肌に異変が出る、赤みが引かないといった場合は使用を中止し、皮膚科などの医療機関に相談してください。皮膚の症状については日本皮膚科学会が一般向けの情報を公開しています。

よくある質問

Q. 照射の前にお風呂に入ってもよいですか?

入浴後は体が温まって血行が良くなっているため、刺激を感じやすくなることがあります。肌をしっかり乾かし、冷却してから照射してください。長風呂の直後は避けたほうが無難です。

Q. 照射した日にお風呂に入れますか?

照射当日は、湯船に長くつかると赤みやかゆみが出ることがあります。ぬるめのシャワーで済ませるのが安心です。

Q. 化粧水や乳液は照射前に塗ってもよいですか?

照射する部位は乾いた清潔な状態にする必要があります。保湿は照射後に行ってください。

Q. 生理中でも使えますか?

体調や肌の状態が普段と異なる時期です。肌が敏感になっていると感じるときは無理に使わず、時期をずらすことをおすすめします。

Q. 家族と一緒に使えますか?

カートリッジを人ごとに分ける運用であれば共有できます。衛生面を考えると、使う人ごとにカートリッジを用意するのが望ましい方法です。

Q. 照射したのに毛が抜けません。

照射した毛はその場で抜けるわけではなく、数日から数週間かけて自然に抜けていきます。無理に引き抜こうとせず、そのまま様子を見てください。毛抜きで抜いてしまうと、次の照射で反応する対象がなくなってしまいます。

Q. 妊娠中でも使えますか?

体調や肌の状態が大きく変化する時期のため、使用を控えるよう案内されているのが一般的です。取扱説明書の記載を確認し、不安があれば医療機関に相談してください。

まとめ

ケノンの使い方について、押さえておきたい流れを整理します。

  • 前日までに剃毛し、当日は肌を清潔にして乾かす
  • ほくろ・傷・日焼けがないか確認してから照射する
  • 照射前後に20秒以上の冷却を行う
  • テスト照射から始め、低いレベルから段階的に調整する
  • 肌に直角に当て、隙間なく・重ねずに照射する
  • 照射後は冷やしてから保湿する
  • 推奨される間隔を守り、数か月単位で続ける

手順そのものは複雑ではありません。難しいのは、これを数か月にわたって続けることです。準備するものを手の届く場所にそろえ、生活の流れに組み込んでしまえば、負担はぐっと軽くなります。焦らず、自分のペースで進めていきましょう。

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